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FHSについて調べてみた

Linuxを使っているユーザは増えてきたが深くディレクトリ構成の意味を把握している人は結構少ないのではないかと思っています。

これは現在初心者向けの情報が多い為、簡単に環境を構築できるからではないかと思います。

メリットでもあり、デメリットでもありますがここではデメリットと捉え、メモとして記載しておきます。

Filesystem Hierarchy Standard
http://www.pathname.com/fhs/

概要

Filesystem Hierarchy Standard(FHS、ファイルシステム階層標準)は、Linuxと他のUNIX系オペレーティングシステムでの主なディレクトリとその内容を定めたものである。
ファイルシステム階層の標準化は、Linuxのファイルおよびディレクトリ構造を再構成する試みとして1993年8月に始まった。

FHSをメンテナンスしているのは、主要ソフトウェアおよびハードウェアベンダーからなる非営利団体 Free Standards Groupである。

メンバーにはHP、レッドハット、IBM、デルなどが含まれる。しかし、メンバー企業も含めて大部分のLinuxディストリビューションはこの標準に従っていない。特に FHS の編者が新たに加えた /srv/ などは広く採用されているとは言えない。GoboLinuxなどいくつかのシステムでは全く異なったアプローチを採用してFHSと断絶している。Mac OS Xでは、FHS風のシステムと併せて直感的にわかりやすい名前を使っている。

ディレクトリ構造

ディレクトリ 説明
/bin/ 一般ユーザー向けの基本コマンドの実行ファイル(binaries)。例えばcatlscpな ど。
/boot/ ブートローダー(boot loader)関連のファイル群。例えば、カーネルinitrd(初期RAMディスク)。
/dev/ 基本デバイス(device)。例えば、/dev/nullな ど。
/etc/ システム全体に関わる固有設定ファイル群。
/etc/opt/
/opt/ のための設定ファイル群。
/etc/X11/
X Window System, version 11 用の設定ファイル群。
/etc/sgml/
SGML の設定ファイル群。
/etc/xml/
XML の設定ファイル群。
/home/ ユーザーの ホームディレクトリ(home directory)群。
/lib/ /bin/ や /sbin/ にある実行ファイルの基本となるライブラリ(library)群。
/mnt/ ファイルシステムの一時マウントポイント(mount)
/media/ CD-ROMな どのリムーバブル媒体(media)のマウントポイント(FHS-2.3 から)
/opt/ 実行時に書き換えられないアプリケーションソフトウェアパッケージ
/proc/ カーネルプロセス(process)の状態に関する情報を主にテキストで示す仮想ファイルシステム(例えば、実行時間やネットワークなど)
/root/ rootユーザーのホームディレクトリ。
/sbin/ システム管理系コマンドの実行ファイル群(例えば、init、route、ifup)。(system binaries)
/tmp/ 一時ファイル置場(Temporary files)。/var/tmp も参照されたい。
/srv/ システムに提供された(served)サイト固有のデータ
/usr/ User Services and Routines. ユーザーが共有する読み込み専用データの第二階層。
/usr/bin/
/bin/ と同類だが、基本的ではない(システムの立ち上げやリカバリには不要)。
/usr/include/
標準 includeファイル
/usr/lib/
/lib/ と同類。
/usr/sbin/
/sbin/ と同類だが、基本的ではない(例えば、各種ネットワークサービス用デーモンなど)。
/usr/share/
アーキテクチャに依存しない共有(shared)データ
/usr/src/
ソースコード(Source code)。例えば、カーネルのソースコードとそのヘッダファイル群など。
/usr/X11R6/
X Window System, Version 11 Release 6
/usr/local/
ホスト固有のローカル(local)データを格納する第三階層。
/var/ 可変(Variable)なファイル群。ログ、データベース、ウェブサイト、一時的電子メールファイルなど。
/var/lock/
ロック(Lock)ファイル群。使用中リソースを保持するファイル。
/var/log/
ログ(Log)ファイル。各種ログ。
/var/mail/
ユーザーのメールボックス(mail-box)
/var/run/
最近のブート以降の走行中(runing)システムに関する情報。例えば現在ログイン中のユーザー、走行中のデーモンなど。
/var/spool/
処理待ち状態のタスクのスプール(spool)。例えばプリントキュー、未読メールなど。
/var/spool/mail/
互換のために残された、かつてのユーザーのメールボックス(mail-box)の場所。
/var/tmp/
一時ファイル置場(Temporary files)。マルチユーザーモードではこちらの使用が推奨される。

  

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